腹いせ?たかり?配送クレームを店に入れる客

今回はカニとは違う店舗運営でのお話をします。
北海道ではグリーンアスパラが最盛期です。
アスパラといえば思い出したことがあるので
ちょっと書いてゆきますね。

カニ屋がアスパラを売る背景

私のカニ屋も近隣の農家から
グリーンアスパラを仕入れて販売をしていました。

カニ屋がアスパラやじゃがいも、玉ねぎなどの
農産物を売ることはわりとどこでもやっています。

農家も農協に出荷するよりは
直接通販で売るか誰かに売ってもらう方が
利益率は明らかに高いからです。

そこでアスパラの注文が入って
農家に発注をしてアスパラを受け取って
そつなくヤマト運輸に集荷してもらいます。

そして2日後の夕方に電話がありました。
その敵は名乗りもせず開口一番

「おたくは良い物を届けているという意識はありますか?」

哲学めいたことを聞いてきました。
名乗りもせずにこんなことを聞いてくることは
メントクサイ客ってことは間違いありません。

とはいえ、脊髄反射でこう答えました。
「はい、もちろんそういう意識で運営しております。」

そんな質問で上以外の回答は思いつきません。
かの敵は待ってました!ってごとく

「おたくで買ったアスパラなんだけど、届いたのがさっきだったんだよ!これどういうことなの?」

と、言われて敵の注文情報を確認つつも
日時指定もなかったこともあって
何が気に入らないか意味がわからないので
「それはどういうことでしょうか?」
と、聞いてみると

「時間指定を午前中にすると翌日に回されると思ったから、時間指定しなかったのにヤマトの運転手に聞いたら朝から積んでいて、配達が夕方ってどういうことなの?」
「それに、運転手に聞いたらアスパラの箱は寝かせて運搬したって言ってたぞ!」

「それは、大変申し訳ありませんでした」
(それ完全にヤマト運輸の責任じゃん)

「俺は料理人をやってるから、アスパラみたいなものは鮮度が云々….」
みたいなことをネチネチ10分くらい集中砲火を浴びてしまいました。

「最後にこれはあなたの責任なのでクレジットの請求を取り消してくださいよ」

敵の話を要約すると

  • アスパラの鮮度が命なのに朝から夕方まで車に積みっぱなしだったことと
  • アスパラの配送はアスパラが立っている状態ではなく箱を寝かしていたこと

この2点が気に食わなくてヤマト運輸の運転手もさぞかし絞られたと思います。
そして怒りが収まらずに私の店まで電話してきて怒りをぶちまけてきました。

今回のことは完全にヤマト運輸の責任なので、ヤマト運輸にすかさず連絡して配送クレームでこちらに電話が来たことを伝えました。

程なくヤマト運輸の副支店長から連絡がきて、かの敵は私の店に電話でクレームを入れる前に、ヤマト運輸にもクレームを入れていたことが判明しました。
今回の配送クレームはヤマト運輸が商品代金を弁償するという形で決着が付きました。

配送トラブルを店にクレームを入れる客って

お客さんの中にはヤマト運輸の日時指定は絶対と思っている人は割と多いです。
本来はヤマト運輸に「いつ荷物が届くんじゃい!」って言うのが筋ですが、たまに通販ショップに電話をしてくる人が多いわけです。
冷静に考えて、荷物の配送状況はヤマト運輸に伝票番号を伝えて問合せる方が数倍早いです。
配送のことを通販ショップに電話してきても
「知らんがな」
っていうのが本音です。
特に12月の年末は配送が混乱状態になるので、荷物が日時指定どおりに届かないことはわりとよくあります。
でも、「普通の人はそんなこと知らないだろな~」と思いつつ、淡々と受け答えしています。

今回のアスパラの件は完全にタカリじゃん….

アスパラはクール冷蔵便で発送するし、箱を見るとアスパラっていうのが丸わかりです。
そんなこともあってかの敵は「アスパラみたいなものはスグに届けて当然!」という意識があったが
ヤマト運輸の運転手は「日時指定してないしスグじゃなくていいよね」っていう意識があって
お互いの意識のズレでこのような不幸な出来事が起こったと思います。
また、箱を寝かせて積み込んだ点も私にクレームを入れるときだけ後付けしてきたんじゃないかと思ってしまいます。
今回のアスパラを頼んだ敵は気に入らなかったことをあげへつらい最初から商品代金を踏み倒す気マンマンっていう態度が見え隠れしてしまいます。
仮に敵の思惑通り午前中に届いたとしてもスグに食べたのでしょうかね?
って思ってしまう私は性格が悪いでしょうかね?