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イバラガニというタラバガニの仲間のカニ
引用元:カネ活渡辺水産
タラバガニの仲間にイバラガニというカニが存在します。
このタラバガニの仲間であって
見た目が凶悪な姿のカニについて語りますね。
イバラガニの生態や市場価値について
写真のように
見てくれはタラバガニなのですが
タラバガニよりもトゲトゲしていて
生きている時の体色が赤茶色で
ボイルすると鮮やかなオレンジ色
になるカニです。
生息域は日本とロシアで
オホーツク海と太平洋、ベーリング海の
水深500m~1100mの深海に生息しています。
なんと房総沖や相模湾、駿河湾でも
イバラガニが獲れているのです。
正式名称はイバラガニモドキ
そして
調べたところ正式な名前は
イバラガニモドキというそうですね。
仕事の時はみんな
「イバラ、イバラ」と略していました。
イバラという名前が付いたのも
見た目のトゲがイバラに似ているから
という理由でついたのでしょうね。
イバラガニの味は?
私は一度だけ
イバラガニの脚を食べたことがあります。
イバラガニの食感は
タラバガニよりも水っぽい感じですが
味はタラバガニよりも濃厚で甘みが強い感じです。
そして一番の味の特徴というのが
後味が少し渋みが残るという点です。
正直渋みさえなければ最高の味なのですが
ちょっと惜しい点です。
またイバラガニのメスの卵巣である内子は
「ウニに似て、ウニではない不思議な旨さ」
と形容されています。
余談ですが、元店長はお酒大好きなので
イバラガニの内子も外子も食べてみたいです(笑)
今までタラバガニの外子は
食べたことありますが内子はまだ未経験なんですよ><
イバラガニはタラバガニの代わりとなるか?
イバラガニは特徴でもあるトゲと殻が硬く
食べにくいうえに加工も他のカニより難しいです。
知名度が低いのと、さほど数が獲れない事もあり
タラバガニの代わりにはなりえないのが現状です。
北海道羅臼町でイバラガニのクラウドファンディング
カニ通販業界でも影の薄いイバラガニであります。
しかし、現在は北海道羅臼町でクラウドファンディングで
イバラガニの普及を目指しています。
これは形を変えた通販と言える感じですかね。
ここで資金を募ってその資金を活用して
更に珍しい食材の調達をするようですね。
5,400円を寄附することによって
生冷凍のイバラガニのビードロカットした
殻を半剥きしたイバラガニ800gがもらえます。
しかも、送料も込みということなので
かなりお得にイバラガニを手に入れることができますね。
しかし、現在は募集が終了してしまいました。
南米アルゼンチンにいるイバラガニ
南米アルゼンチンにイバラガニとよく似た
ミナミタラバガニというカニがいますが
こちらはタラバガニ漁も盛んに行われて
日本にもいくらか輸入されているようです。
ノルウエー産のタラバガニと肩を並べて
アルゼンチン産のミナミタラバガニも
ロシアのタラバガニの穴を埋める存在に
なるかもしれませんね。
ミナミタラバガニは現在カニ通販でも
取り扱っている店が出てきたところですね。
ちなみにみなさんは
タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニ以外で珍しいカニを食べたことはありますか?
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