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12月の北海道で近所のスーパーマーケットのカニを見てきたので記事にしたいと思います。
ちなみに北海道はカニ王国と言われていますが、一般人の場合は実際はカニ漁師とのツテがないとなかなかカニにありつけません。
北海道のカニ事情はこちらの記事を参照してください。
目次
12月の北海道のスーパーのカニ販売事情
12月にカニが爆発的に売れることは周知の事実ですね。
しかし、元蟹屋店長ひろしはカニ屋に入るまではピンときていませんでした。
それは北海道人にとってカニが冬の食べ物というのがイメージできなかったからですね。
改めてカニ通販業界に勤めたことで一つ勉強になりました。
そこで12月のスーパーでのカニの品揃えを見てきました。
私は道東の田舎住まいなので2件の比較的大きなスーパーに行ってきました。
スーパーアークスで売っていた珍しいカニ
まずは北海道一番の大手スーパーアークスに行ってきました。
北海道のスーパーはかつては群雄割拠していました。
ラルズマートやフクハラ、東急ストアー、東光ストアー、ビックハウス、
スーパーチェーンふじ、ウエスタン、ベストプライス、タイガー
現在では上記のスーパーがアークスグループを組んでいます。
スーパーアークスに入って鮮魚売り場に向かいます。
冷凍ショーケースの中にお目当てのカニがありました。
やはりスーパーマーケットのカニの品揃えはそれほど多くはありません。
ロシア産ボイルタラバガニ足シュリンク約800gが5,980円(税別)がありました。
そして左側はボイルタラバガニ足シュリンク2Lサイズ1.2kgが8,500円(税別)です。
ちなみにシュリンクというのはカニに覆われている薄いプラスチック製のフィルムを言います。
タラバガニ足の多くがシュリンクが巻かれていて見栄えが良いです。
スーパーアークスのタラバガニの値段は高くもなく安くもなく相場どおりです。
こちらのタラバガニ足は1.2kgの方が割安ですね。
予算を考えなければこちらを買うほうがいいですね。
そしてもう1種類カニがありました。
写真を取る際に思いっきり手ブレをして申し訳ありません><
こちらは500g一肩で2,980円でした。
一見割安そうに見えますがサイズが小さいですね。
本来ミナミタラバガニは足が3対ですが4本足が入っていますね。
これは1本足し足をしているわけです。
裏側のラベルの写真を撮ってみました。
産地はアルゼンチンで南タラバガニと表記されていました。
ミナミタラバガニはボイルすると鮮やかなオレンジ色になります。
味はタラバガニと比べて身は甘みがあって、後味に独特な渋みがあります。
この渋みのある後味は好き嫌いが分かれますね。
スーパーアークスではタラバガニとミナミタラバガニしかありませんでした。
毛ガニは当然あるかと思ったのですが意外でした。
北雄ラッキーで見つけたカニとは
北雄ラッキーは北海道札幌市発祥のスーパーマーケットチェーンです。
特に北海道の道央と道東に多くの店舗があります。
北雄ラッキーCITYに行って鮮魚コーナーに行ってみます。
まず見つけたのがタラバガニ足600g前後が4,980円(税別)です。
こちらもロシア産でシュリンクパックされていますね。
隣にはボイルタラバガニビードロカット500gがありました。
値段は5,980円(税別)です。
こちらは脚の太い部分が殻を半剥き加工されています。
細い足の南蛮部分はスリットが入っていて、肩肉が下の段に入っています。
やはりポーション加工していると割高になってしまいますね。
その分食べやすくて可食部も多めという点ではいいですね。
さらに隣にはボイルズワイガニ3肩入りが3,980円(税別)がありました。
原産地と一肩何gあるかは忘れました><
もう一つのズワイガニがありました。
生冷凍ズワイガニ足ポーション180gが1,980円(税別)です。
1パックに12本前後入っていました。
こちらはかにしゃぶ、カニの天ぷらや焼きガニにすると美味しいですよ。
サイズとしてはLサイズで、さほど大きなむき身ではありませんね。
さらに隣には毛ガニが2,980円(税別)でありました。
産地はオホーツク海の雄武町の隣の興部町沙留産です。
こちらは重量が書かれていなくて見た目から450g前後だと思います。
このサイズにして1尾がこの値段というのは驚愕に高いですね。
余談ですがラベルには生食用と書いてありますがボイル済みです。
決して間違いではないのですが紛らわしいです。
番外編 北海道産のサケは高騰してるの?
今年の北海道ではあらゆる海産物の不漁がニュースにもなっていますね。
そこでカニの近くにサケがあったのでついでに取り上げてみます。
上の写真はスーパーアークスのものです。
右から北海道産新巻鮭約2kg1尾が2,980円(税別)です。
その隣がオホーツク産新巻鮭(大)約2.7kgが4,500円(税別)です。
左側は北海道雄武町の雄宝というブランドの新巻鮭です。
約2.7kgで化粧箱入りで4,445円(税別)となっています。
ちなみに新巻鮭というのは、サケの内蔵を取り除いて塩漬けしたものです。
一昔前はお歳暮の定番商品となっていましたが、最近は減塩という風潮もあって影が薄いですね。
続いて北熊ラッキーCITYのサケです。
左の北海道産荒巻さけ大サイズが3,980円(税別)ですね。
大きさからして2.5kg~3kgのサケだと思います。
その隣は新物の新巻鮭1,980円(税別)です。
こちらはサイズが小さく1.6kg~2kgってところでしょうか。
こうして見ると今年のサケ漁は記録的な不漁と言われている割には、市場価格はさほど高いなーとは思わないですね。
12月の北海道のスーパーのカニ販売事情のまとめ
今回はカニのシーズンでもある、12月の北海道のスーパーのカニ販売事情を調べてみました。
カニは年々値段が上がっていますが、スーパーのカニも顕著ですね。
スーパーのカニの品揃えは無難な感じになっていて、値段についてはカニ通販ショップとさほど変わらないですね。
この記事に寄せられたコメント
このカニ通販サイトではアンケートを募って記事にコメントをしてもらいました。
この記事に対するコメントを記載しておきますね。
ボイルされているのに「生食用」は確かに妙ですね。
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