私はカニ通販の会社におよそ5年勤めていましたが
カニのレビューだけじゃ面白くないので
カニ通販のスタッフ時代から店長時代のエピソードを語ってゆきますね。
これは入社して間もない時の話ですが
カニのネット通販をするうえで
いろいろな広告を使って集客をしてゆくのですが
自社商品の広報として懸賞に参加することがあります。
目次
通販業者と出版社の懸賞のつながり
ある日出版社から
「雑誌の懸賞に出品してくれないか?」
という依頼がきて懸賞に参加しました。
出版社は懸賞を募ることで読者サービスができて
ショップは自社の商品を広報してくれて
お互いがWIN-WINな関係ができるわけです。
その際は商品と送料をこちら持ちで、出版社が懸賞を掲載して当選者を決めて
「じゃーここの住所に掲載した商品を送ってね」
という要請を受けて商品を発送するわけです。
そのときに私が商品の発送をしたわけですが、うっかり、○○出版の当選のお知らせの案内用紙を入れ忘れて通常通りカニセットを発送したわけです。
当選者にカニが届いて疑われてしまう
懸賞の発送を終えて2日後に電話がかかってきました。
「おたくのカニが届いたんだけど、心当たりがないんだけど」
当選者としても、最近の懸賞って発送を持って当選とさせる方式だし、おそらく懸賞に応募したこともすっかり忘れてたと思います。
そこで私が「○○出版の懸賞でかくかくしかじか」と説明して、ようやく納得してもらったわけです。
通常は通販でギフトとして発送する場合は発送先を注文した依頼人の住所氏名で発送するので、誰からの発送かがわかるので合点がいくわけです。
今回のように発送元が店の名前となっているのでもしかしたら
「カニの送り付け詐欺かも」
って、一瞬疑われてしまって確認の電話がきたわけです。
この事件以来はこのようなことにならないよう
しっかりと当選の案内用紙を入れるようにしました。
実際に送りつけ詐欺に遭う前に知っておくこと
元店長のミスの話をしまいしたが、送りつけ詐欺についてもう少し語ります。
実際に送りつけ詐欺に遭う前に、頭の片隅にでも覚えておいてください。
送りつけ詐欺というのは
商品を受取った=売買が成立した
という錯誤を悪用した手口です。
身に覚えのない物は受取らない
宅配便が来て荷物を届けてきたら
まずは誰宛ての荷物なのかと依頼人(送付先)を確認しましょう。
全く身に覚えのない荷物は一旦受取拒否することをお勧めします。
受取拒否をすると、運送会社から送付先へ受取拒否をした旨の連絡を受けます。
懸賞の荷物だった場合は送付先から当人に電話かメールで、懸賞の当選だったことを説明されて受取ってもらうことを促されます。
悪徳業者の場合はその後なにも言ってこなくなるか
「注文したものだから受取れ!」
などと受け取りを強要してくることがあります。
そう言われても受取らない旨を伝えましょう。
身に覚えのない代金引換の荷物はすぐに受取らない
もしも自分宛の荷物で身に覚えがなく、代金引換の場合は受取拒否をしましょう。
家族宛の荷物だった場合で代金引換だった場合も、その場で代金は払わないでください。
家族に確認を取ってから受取るか、当人に直接対応してもらいましょう。
代金引換を悪用した送りつけ商法というのは、代金を払ってしまうと、代金を取り戻すことはほぼ0%に近いです。
絶対に受取拒否しましょう。
身に覚えのない荷物を受取った場合
身に覚えのない荷物を受取った場合はとりあえず14日間保管してください。
14日を経過したら届いた荷物は捨てても、受取って使っても問題ありません。
その後送付先の業者から請求書を郵送してくる場合は
未開封のまま画像のように受取拒否とフルネームで署名または印鑑を押して、郵便ポストに入れるか配達員に手渡ししてください。
送りつけ詐欺というのはこちらの無知に付け込んで、一方的に押し売りする卑劣な手口です。
対応方法を知ってさえすればどうということはありません。
とにかく宅急便でよくわからないものが宅配されたら、事実関係の確認してください。
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