カニ通販ショッピングが楽天やヤフー、Amazonなどのモールに出店する意味

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カニ通販 出店 元カニ店長裏話

※この記事は約5分で読むことができます。

私はおよそ5年間カニ通販業界に携わりました。
カニ通販ショップの多くが楽天市場、ヤフーショッピング
Amazon、ぐるなび、ポンパレといったモールに出店しています。
なぜ、このように多くのモールに出店する意味について語ります。

目次

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カニ通販が多店舗展開する意味

大方のカニ通販ショップは公式サイト、楽天市場、ヤフーショッピングの3店舗を展開するところが多いですね。
本来であれば公式サイトでカニを売ったほうが販売手数料がかからない分、利益が多くなります。
しかし、ネット通販に力を入れているカニ屋は公式サイトだけでは在庫を捌くことができません。
そのため、多くの売上を確保するために楽天市場やヤフーショッピングなどのインターネットモールに出店しています。
それではそれぞれのモールの特徴を挙げてゆきますね。

楽天市場

カニ通販 出店
カニ通販の多くが楽天市場に出店しています。
楽天市場に出店している理由は
たくさん売れるからです!

楽天といえばメルマガがウザイとかサイトが重いページが見にくいといった点で毛嫌いする人も多いですが、日本のインターネットモールでカニが一番売れるのは楽天市場です。
私の勤めていたカニ屋での出店していたモールの売上を表すと。

楽天>>>>>>ヤフーショッピング>Amazon>公式ページ

という感じで楽天がダントツに売れていました。
当然ながら11月から12月にかけてン百万もの広告費を楽天にかけて集客をして、盤石の売上を確保します。
また、たくさん売れるということは、頭のおかしい客も一定数いて年に何度か煮え湯を飲まされるのも楽天の客だったりします。

楽天はたしかに売上は簡単に上げられますが、販売手数料が他のモールよりも割高感を感じるので多くの出店者は楽天に不満を持ちつつも使わざるを得ないのが現状ですね。

ヤフーショッピング

カニ通販 出店

カニ通販にとってヤフーショッピングは楽天とセットで考えているところが多いです。
大体、楽天市場に出店しているカニ屋はヤフーショッピング出店しています。

ヤフーショッピングは2013年に月額費用と販売手数料を無料にしました。
そのため、急激に多くの出店者が増えて楽天の脅威になりえるところでした。

しかし、実態はいいかげんな個人や半島や大陸の出店者ばかり増えた印象でした。
そのため、ヤフーショッピングでは一時期詐欺が横行していました。
詐欺店舗が多いのがアパレル、コスプレ、スマホケースといったジャンルです。

一部のいいかげんなショップのせいでヤフーショッピングはパッっとせずに楽天市場を増長させた結果となりました。
しかし、2014年秋より本気を出したヤフーショッピングはポイントをもりもり付与するようになりました。
これを契機に楽天も対抗してスーパーポイントアッププログラムを打ち出して、楽天カードやアプリを組み合わせることで大幅にポイントアップをするようになりました。

ただ2016年よりヤフーショッピングもお客さんに付与するポイント1倍とする1%に対して、2.5%を課金するようになりました。
これが実質の販売手数料1.5%が課金されるようになりました。

カニ通販がヤフーショッピング出店している理由も手数料の安さにあります。
今でも月額の手数料が無料で販売手数料も売上の1.5%しかかからないからです。
(厳密に言えば、お客さんにつけるポイント原資やアフィリエイト手数料がさらにかかります)
全部の手数料を引っくるめても楽天よりも断然売上にかかるコストが低いです。
そのため、公式サイトを作らずに楽天とヤフーに出品するカニ屋も多いです。

Amazon

カニ通販 出店
言わずと知れたアメリカの通販大手のモールです。
Amazonにはマーケットプレイスという一般の通販業者でもAmazonのシステムを使って出店ができます。

Amazonでカニって(笑)
って思われそうですが、実はかなりのカニが出品されています。
Amazonでカニを出品しているのは楽天やヤフーショッピングでは見かけないショップがほとんどです。
私の勤めていたカニ屋でもAmazonに出店していましたが、あんまり売れなかったですね(笑)

ぐるなび

カニ通販 出店

ぐるなびと言えば、ホットペッパーとか食べログみたいな飲食店の情報サイトを連想しますね。
しかし、ぐるなびも通販モールを兼ね備えています。
ぐるなびの通販はおせちや惣菜、肉、海産物、野菜、果物、スイーツなどの食品です。
ぐるなびに出店しているカニ屋は楽天でも出店しているおなじみのカニ屋が見つかります。
楽天やヤフーショッピング比べると影が薄い感じは否めないですね。

ポンパレモール

カニ通販 出店

ポンパレモールはリクルートが運営する通販モールです。
pontaポイントが3%つくようになって以前よりも売れそうな雰囲気があります。
ポンパレモールは私の勤めていたカニ屋でもしょっちゅう出店の営業電話が来ていました(笑)
ポンパレモールもサイト自体は悪くない作りはしてるのですが、今ひとつパッとしないイメージです。

以前にポンパレにも出店している同業者に話を聞くと
「ポンパレは売れないねぇ~」
としみじみ言っていました。

多店舗展開のメリットとデメリット

カニ通販ショップが公式サイトの他に楽天やヤフーショッピング、amazonに多店舗展開する理由は一つです。
売上のリスクを分散するためです。
少ない太客よりも多くの小口の客のほうが手堅いからですね。

私が店長をしていたカニ屋では楽天市場が圧倒的な売上を誇っていました。
しかし、粗相をして楽天から出店停止を食らうと通販部門が立ち行かなくなる程の大打撃を受けます。
そのため楽天市場に多くを依存しないようにするべきなのですが
実際は楽天の増長による改悪や課金の増加にも、黙って従わざるを得ないのが現状なんですよね…

また、多店舗展開の一番のデメリットは各モールの管理や在庫管理の手間が増えることですね。
そのため、大体のカニ通販ショップは打てば響く楽天店か利益率の高い公式サイトに大きく力を入れて、次いでヤフーショッピング、それ以降は商品を出品してほとんど放置って感じですね。

購入者というのは基本的に楽天、ヤフー、amazonといった使い慣れたモールを使っているので、自ずと各モールの潜在のお客さんが決まってくるのですよね。
そのため、ぐるなびやポンパレで力を入れたところでそれに見合った売上ってそれほど上がらないのが現状なんですよね。

お客さんの立場なら楽天?ヤフー?公式サイト?

カニ通販で力を入れているショップはすべからく多店舗展開をしています。

そこで、お客さんとしての立場として、どこで買うのがお得なのか?
となりますよね。

傾向としては公式サイトでは楽天市場やヤフーショッピングよりも安く売っているところがあります。
また、公式サイトでは独自のポイントシステムを使っているところがありますが、結局その公式サイトでしかポイントは使えないんですよね….。
そのためそのカニ通販ショップに全幅の信頼があるならそれはそれでいいと思います。

あるカニ通販ショップでは楽天に大きく力を入れていて
ポイント○倍!とかクーポンを発行したり、タイムセール商品を並べたいたりします。

結論としては楽天市場を使うユーザーならば楽天市場で買うのが一番いいです。
ヤフーショッピングを使うならヤフーショッピングで買うのが最良だと思います。


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