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12月はカニ通販やおせち料理の通販にとって天王山となります。
12月にコケることはその期間が赤字になることを意味します。
それだけにこれからカニ通販ショップは超繁忙期になります。
とてもおつかれさまです。
今回は入る注文に比例して増える電話注文やFAX注文について語ります。
目次
ネット通販の注文方法のいろいろ
ネット通販での注文は90%以上は公式サイト、楽天市場、ヤフーショッピングからの注文です。
楽天市場やヤフーショッピングでは一定の手数料がかかりますが、一定の集客も期待できます。
公式サイトというのは販売手数料はかかりませんが、自社でクレジットカードを使えたりしないといけないとか意外と面倒です。
そして、ネットで通販サイトを見て電話をしてくるお客さんは一定数います。
ネット通販で電話してくる人とは
ネット通販のサイトを見て電話をしてくるお客さんは大半が高齢者ですね。
それはやっぱり高齢者にとっては通販サイトでの買い物はややこしい、わからないというのが大きな理由ですね。
若い人から中年にかけてはスイスイ買い物できても、高齢者にとってはとてつもないハードルのようですね。
実は楽天市場では電話注文を受けることを厳禁しています。
理由は言うまでもなく楽天を通さないと手数料が課金できないからです。
私が勤めていたカニ屋は楽天の他にヤフーショッピングやAmazon、公式サイトがあったので何とでも逃げ口上はありました。
だいたい、電話注文してくるお客さんは
「ネットでカニを見て電話しました」
という風に言ってくるわけです。
「楽天を見て電話した」
というお客さんは1人もいなかったと思います。
そして、高齢者の多くは別にポイントとか興味がなくて、その都度カニが欲しいため電話注文に応じていました。
ただ、ショップの中には
「電話注文は受けられないのでネットから注文してください」
とか冷たくあしらっちゃうショップがありますが、それって薄情じゃないですかね?
そういうゆとり全開な対応の店ってこの先大丈夫かな?って思います。
また、電話でカニについて問い合わせをしてきて
「面倒だからこの場で注文してもいい?」
というお客さんもわりといましたね。
もちろん、この流れを断ち切って「ネットで注文して下さい」というのは無粋なので電話注文は受けてましたね。
電話で受けた注文は代金引換注文にしてもらう場合が多いですね。
他に銀行振込やゆうちょ銀行振替などもありますけど、振込の手間とか入金確認とか面倒なので、どうしてもって場合以外は代金引換で受けていましたね。
ネットで注文する時に必ず電話してくるお客さん
あと、ネットに不慣れな方じゃないのに電話してくるお客さんもいましたね。
以前にカスタマーのスタッフの対応が親切だったため
その人のファンになって事ある毎に電話をしてくる人です。
当時のカスタマースタッフは若い女性で、そのお客さんはおじいちゃんでした。
看板娘を目当てにやってくるお客さんの如く電話をしてきます。
以前に説明したよな?ってことを何度も聞いてきます(笑)
このおじいちゃんは10月くらいから年末年始から
3月くらいまで1月か2月に一度カニを買ってくれる太客でした。
もちろん丁寧に対応して何度も利用してもらいました。
やっぱり、高齢者の方はカニを介して、コミュニケーションを求める人は何人かいましたね。
実は元蟹屋店長ひろしもカニを注文する際に必ず電話してくるお客さんがいました。
そのお客さんは40代くらいの女性の方で毎回2kgものズワイガニ足ポーションを買ってくれました。
その際に必ず注文してくることは
「カニのポーションの中でもなるべく大きいのを入れてね☆」
ということでした。
当時のズワイガニやタラバガニのポーションは500g当たりで10本から15本入りを売っていました。
本数が多いほどサイズが小さくて、本数が少ないほどサイズが大きくなります。
そこでそのお客さんの注文の場合は私が自ら荷造りをして、ズワイガニ足ポーションの中でもサイズの大きいものを選別していました。
価格面でのサービスはできなかったですが電話をして、直接スタッフと仲良くなるとこういった融通は利く場合がありますね。
マジで勘弁してくださいFAXでの注文
FAXは世に出て以来未だに企業間の連絡でFAXが主流って会社は多いですね。
ぶっちゃけ、私はFAXは好きじゃないんですよね。
まず、FAXは紙媒体なのがハッキリ言ってムダですし、FAXを送信しようとして電話番号が間違えても気が付きにくいですしね。
それはさておき、電話ほどじゃないですが、FAXで注文が来ることもたまにありました。
でも、電話よりはFAXの注文の方が間違いは少ないですよね。
一度だけFAXで送られたものを見て絶句したことがあります。
それは12月のある日の楽天市場での注文で20個もの大口の注文が入りました。
よっしょよっしゃ、と顔をニヤニヤさせていると電話が来ました。
電話の相手は当の20個のお客さんです。
「先ほど○○を20個注文した者ですが、これはお歳暮にしたいのでそれぞれの住所に送ってもらえますか?」
このように言ってきました。
こういう注文はわりとよくあることなので
「わかりました、それではそれぞれの送り先の郵便番号、住所、氏名、電話番号をメールかなにかで送ってもらえますか?」
と、応対をしました。
その1時間後にFAXがピー言って、何かを受信しました。
かの20個を注文した方から20件分の送り先を書いたものをエクセルで作って印刷したものをFAXしてきたのです。
いやいやいやいや(笑)
わざわざエクセルで作って印刷してFAXしてくるって!
これが2件や3件なら全然いいのですが
20件を手入力しなおすとか罰ゲームですか?
12月のクソ忙しいときにこれはいただけません。
すかさず私はかの20個のお客さんに電話をして
「ただいまFAXで連絡先を受け取りましたが、メールで送ってもらえますか?」
(FAXの文字を手打ちするとかメンドイからデータでくれ!)
と、データで送り先を改めて送ってもらいました。
これなら、コピペで送り先を登録するので間違いがありません。
やっぱり、中高年の方の中には非効率なことを真面目にやっている人が多いんですよね。
その他の方法での注文の方法は
電話とFAXでの注文とは想定できる範囲でやってきていましたね。
電話やFAX以外で考えられるのがメールからの注文ですかね。
さすがにメールが使えるくらいのスキルがある人って
わざわざメールで注文して来る人っていませんでしたね(笑)
普通に楽天市場やヤフーショッピングから普通に注文してきますね。
ネット通販で電話注文やFAXでの注文について
ネットで見て電話やFAXで注文してくるお客さんは一定数いますね。
やはり、ネット通販が難しいと考えて電話やFAXで注文するお客さんの気持ちはわかりますね。
ネットって訳わからないし、電話で直接注文したほうが安心って考えている人達です。
そこは注文者の意向に添って注文を受けることが多かったですね。
楽天市場みたいに課金逃れでけしからん!
とか言ってることが小さすぎやしませんですかね?
わかりにくかったり、クソ重いサイトをどうにかしないで、ショップにばかり責任をかぶせてくるのはフェアーじゃないと思います。
(決してカニ屋元店長ひろしは楽天市場が嫌いというわけではありません)
それでも12月の中盤ともなると対応に手間のかかる電話注文は、お断りされるカニ通販ショップもあるのでご注意してくださいね。
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